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院長ブログ

予防:ミュータンス菌とキシリトール①

虫歯の原因となる細菌の1つにミュータンス菌というものがあります。
このミュータンス菌はもともと口の中には存在しないのですが、歯が生え始める生後8カ月頃から、主に母親の口移しでミュータンス菌が繁殖します。この繁殖を抑えてくれるものがキシリトールです。

ミュータンス菌は砂糖を栄養にして酸を産生し、その酸が歯を溶かして虫歯ができます。
ミュータンス菌はキシリトールも取り込みますが、エネルギーを消耗し、栄養不足になるだけで、
酸も産生しません。
その結果、ミュータンス菌は激減し、虫歯ができにくくなります。

投稿者 おおくぼ歯科医院 (2010.05.08)
大阪府大阪市阿倍野区文の里1丁目8-28
文の里ロイヤルハイツ1階